教室の様子(亀戸 2024.04.27)
『 バイバイとハグと、ハイタッチ 』
…この春から、亀戸教室には新しい小学生女子が来てくれています。
その子には小1と3歳の弟がいて、お母様が一緒に連れて来られます。
お姉ちゃんの要望は「弟たちも勉強するなら私もやる」というものでした。
これはこれでよくわかります。兄弟あるあるですよね。ということで今回私たちは、
小1の子には ”ひらがな“ を、
3歳の子には ”しりとり“ や ”じゃんけん遊び“
等で学びの雰囲気を作ってみました。
決まりやカリキュラムがあるわけでもなく、
その場のボランティアさんに自由に組み立ててもらいます。
高校生のボランティアさんに担当してもらった小1の子は、
最初は嫌がっていたものの、自分の名前を正しい書き順で書くことができるようになり、
みんなからも褒められて嬉しそうでした。
帰り間際、今日担当してもらったその高校生も一緒にお見送りに出たのですが、
玄関での別れ際、その小1の男の子が今日初めて会ったその高校生に…
「バイバイ!」ってハイタッチしたかと思えば、満面の笑顔でムギュッてハグしてきたんです!
このハグを体験した高校生がめちゃくちゃ気持ちいいと感じたのは、
感謝された喜びからというより、むしろこちらから心を込めて「ありがとう」と思える
瞬間に出会えたことからなんだと思います。
そしてその場にいたみんなは、そんな場面に立ち会えた感動を共有しました。
これがボランティアさんたちのこの活動への原動力の一つなのでしょう。
私たちはこのような“報酬”を子どもたちからもらっているんです。
【おまけ】
本文とは関係ありませんが、
”藤便り“を添えさせていただきます(^^)